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2017.11.24更新

冷え性対策、万全ですか?「冷え」のシーズン本番前に予防を

寒くなってくると、特に症状が強くなる冷え性。ほうっておくと、かぜはもちろん、婦人科系や腎臓の疾患、胃腸のトラブルなどの原因にもなりかねません。冷え性の人は早めに対策を講じて、秋から冬を元気に乗り切りましょう。

入浴法―20~30分間の半身浴で体のしんまで温める

冷えを取り除くもっとも効果的な入浴法は、みぞおちから下だけお湯につかる半身浴です。38~39度のぬるめのお湯に20~30分かけてゆっくりつかると、なお効果的です。熱いお湯だと体の表面の温度を上げるだけで、体のしんまで温めてくれません。浴室の中が寒いときは、温まるまで、みぞおちの部分で裁断した古着などを着て入浴するとよいでしょう。

冷え性には足湯・手湯もおすすめ

手足が冷えているときやかぜぎみのときに、おすすめの方法です。お湯に塩や唐辛子をひとつまみ入れると保温効果がさらにアップします。

運動―筋肉を刺激して血行を盛んに

運動不足も冷え性の原因の一つです。運動しないと体の基礎代謝が落ちて、血液が体のすみずみまでいきわたらなくなり、血行不良を起こします。手足を伸ばす程度の軽いストレッチでも、毎日続ければ冷え性改善に効果があります。ぜひ実行を。

食生活―温野菜など体を温める食材を中心に

冷え性の人は意識的に体を温めるメニューをとるよう心がけましょう。食材では根菜などの野菜や肉、魚など良質のたんぱく質がおすすめです。冷たいものや生もの、砂糖のとりすぎは体を冷やすので避けてください。

体を温める食品

野菜はだいこん、にんじん、れんこん、山芋、魚はあじ、いわし、肉は鶏肉など。調理にしょうがを使うと、さらに保温効果がアップします。

体を冷やす食品

生野菜や南国系の果物(バナナ、パイナップル)など。少量にするか、野菜などは加熱したほうが無難です。砂糖も体を冷やすので量を控えめに。

服装―とにかく下半身をガード! パンツルックがおすすめ

寒い季節、下半身を冷えから守る服装はパンツルックです。スカートの時は、できるだけタイツをはきましょう。風が入ってくる首元もガードを。またガードルなどで体を強くしめつけると、血行を悪くして冷えの症状を悪化させるので注意。

冷えに効くツボ

局所が冷えてつらいときは、その部分を心臓に向かってマッサージしたり、ツボを押してみるのもよいでしょう。1カ所につき、7~8回を目安に息を吐きながら押しましょう。

湧泉(ゆうせん)

足の裏にあるツボ。足の指を曲げて、できるくぼみのところです。特に下半身の冷えに効果的。

投稿者: 川久保眼科

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